「服を選ぶ」ということ

コト

Dear わたし。こんにちは。

11月になりました。季節の変わり目は体調を崩しやすいので、たっぷりの睡眠としっかり栄養を摂ってご自愛ください。

最近の私はというと、今まで以上に服についていろいろ考える日々を送っています。パーソナルカラー診断の2025年の再スタートに向けて、学びから得た知識や自分の想いを整理しています。

以前イメージコンサルタントとして活動をしていたとき、〝 診断結果に応じた提案をすること 〟に違和感を覚えました。

そのときの私には、それしかできなかった。というのが正直なところです。イメージコンサルタントを名乗ることを、資格がありながらもおこがましいとさえ思っていました。

イメージコンサルタントとして活動するなら、「もっと伝えなければいけないことがあるような気がする」と…。使命感からなのか?はわかりません。当時はぼんやりとした何かに引っかかったので、診断を一旦休止にして服の勉強をしようと心に決めました。

それから月日が流れた、今の私の想いです。

「似合う」と「好き」

自分の「好き」を貫くこともいいですが、客観的な意見が新しい自分の一面を知るきっかけになったり、自分を輝かせてくれることもあります。

例えば、私が今まで周りの人に言われたこと。

⚫︎「シンプルだともったいない」
→華やかな方がいい
⚫︎「黒色は違う」
→明るい色の方がいい
⚫︎「クルーネックよりハイネック」
→カジュアルよりキレイめがいい

自分でわかっていたことでも、改めて言われると腑に落ちますね。自分を素敵に見せてくれる服を着ると、「似合う」や「可愛い」とほめてもらえることが多くて純粋にうれしいものです。

心が置いてけぼりになっていないか?

「似合う」や「可愛い」と言われてどう感じるかは人それぞれです。モヤモヤして素直に受け止められないのであれば、それは違うということ。

人から見られている自分と、今の自分の気持ちにギャップがある。その差が大きければ大きいほど苦痛に感じてしまいます。ファッションも楽しくなくなってしまいます。

「似合う」を優先するのもいい
「好き」を優先するのもいい

自分が心地よければ、どちらでもいいんです。心を置いてけぼりにしないこと。柔軟さや、言葉と心のすり合わせは必要かなと思います。

好きなものは、心を癒してくれる♡

写真を撮って誰かに見せたくなるようなお気に入りのものや、指にはめたキラキラしたリングを見るたびにうれしくなる気持ち。

「似合う」は誰かに教えてもらうことができるけど、「好き」は自分にしかわからないことです。

あなたの「好き」は何ですか?

ファッション名言集

私が響いたファッションの名言を集めてみました。

これからイメージコンサルタントとして活動していく中で、大切にしたい言葉たちです。

「ファッションは毎日を生き抜くための鎧である」

ービル・カニンガム

「服が人生を変えてくれるわけじゃない。何を着るか自分で選ぶことが重要なの」
ーミウッチャ・プラダ

「スタイルとは、言葉を使わずに自分が何者かを伝える方法」
―レイチェル・ゾー
「なんで変えなきゃいけないの?みんなそれぞれのスタイルがあって、それを見つけたらずっともち続けるべきよ」
―オードリー・ヘプバーン
「ファッションはすたれるが、スタイルは永遠だ」
ーイヴ・サンローラン
「好きなものがあるなら、いつも身につけなさい。そして、自分に似合うものを見つけなさい。それが素敵に見える秘訣です」
ーヴィヴィアン・ウエストウッド
「本人の中身が新しければ、着ているものも新しく見える。ファッションとは、それを着ている人の中身も含めたものなのです」
─川久保玲
「トレンドにのめり込むな。流行に惑わされるな。その代わりに、自分がどうありたいかを自身で決め、洋服とライフスタイルでその自分らしさを表現しなさい」
ージャンニ・ヴェルサーチ
「他人の目を引くために着飾っているのではないの。自分自身のためよ」
ーアイリス・アプフェル
「おしゃれのポイントは服自体よりもむしろ、着こなし方にある」
ーバルザック
「この世でいちばん素晴らしい色は、あなた自身を輝かせる色」
ーココシャネル

日本と海外ファッションの違い

「ピンク色を着たい」「ミニスカートを履きたい」など、ファッションに対していろんな想いがあると思います。そんな想いとは裏腹に、人からどう見られるかを気にしたり、年齢がまとわりつくのが日本です。

海外の方からしたら??そのような概念はないようで、「自分の好きな服を着ればいい」の一言です。これに関しては、aLORSのLOOKモデルを務めたベアトリスさんのインタビューを心待ちにしています。2024 Winter collectionも含めて楽しみです。

ブラウザーをアップデートしてください

『習慣や自分を変えたければ、環境を変えるのが早い』と言われているように、日本にいながらでは海外のようなマインドで生きることは簡単ではないと感じています。

個性はどこへ?日本ではファッション雑誌で〇〇コーデ特集が組まれていたり、言葉は悪いですが量産型が多いように思います。みんなと同じという安心感や、〝 服へのわかりやすさ 〟ハードルの低さが助けになっているのも事実なんですよね。

「自由にファッションを楽しんで!」と言われても、それが容易にできる人もいれば、そうじゃない人もいます。

どの服を選んでどのように着ればいいのかわからない人には、自由に心地よくファッションを楽しめるように『道標』があればいいですよね。

はだかの王さま

服のことをいろいろ考えているとき、ふと「はだかの王さま」を思い出しました。

はだかの王さまは、デンマークのアンデルセンの童話です。

地位の高い人で、周囲からちやほやされて批判や反対を受けないために、本当の自分がわからなくなっている人のたとえ。

〝 周りからの声で、自分がわからなくなる 〟という部分は、服選びに通じるものがあるなと思いました。物語の後半に出てくる真実を告げる小さな子どもは、本当の自分の心の声なのかなと思います。

気になる方は、ぜひ読んでみてください。

ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 大久保ゆう訳 はだかの王さま THE EMPEROR'S NEW SUIT

ファッションは楽しい

服の勉強をするために始めたあれこれ。新しいことにチャレンジした私、自分で自分をほめてあげたいです。様々な価値観に触れることができ、新しい出会いにも感謝です。

「やっぱりファッションは楽しい」と再確認しました。ファッションは深くておもしろい。服がますます好きになりました。

大きな声では言えませんが、高校生の頃スタイリストさんに憧れていたんですよね。進路を迫られたとき、夢のような職業と現実的な職業の2択でした。(私にとって、夢のような=自信がない、現実的な=自信がある)

今こうして、憧れのスタイリストに近しいイメージコンサルタントとして活動していることをうれしく思います。(もう名乗ります!どうぞよろしくお願いいたします♡)

リカちゃん人形に服を着せ替えて、いろんな「可愛い」を楽しむこと。真っ白な塗り絵に思いのまま色を塗ること。お友達に「上手〜」とほめてもらって、色塗りがさらに大好きになった気持ち。

回り回って、私の本当にやりたかったことを叶えているのが不思議です。遠回りしたのかなとも思いますが、私にとって今がベストタイミングなんですよね。きっと。

私が以前抱いていた〝 診断結果に応じた提案をすること 〟への違和感。ぼんやりとしていたものがクリアになり、本当の意味でファッションの楽しさを伝えていけそうな気がしています。

reika

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この記事を書いた人

『シンプルに、心地よく、美しく』 これが私の合言葉です。
ファッションで自分を表現すること、からだが喜ぶ食事、お気に入りに囲まれた心地よい暮らしなどを大切にしています。
「私」という一度きりの人生を思いっきり楽しみましょう♡

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