Dear わたし、ただいま。
とっても久しぶりのブログですが、書き残しておきたいことがあったので、ここに書き綴らせてもらおうと思います。
9月某日、私の目の前に飛び込んできたのは、ある一人の男性アイドルが逮捕されて釈放となり、「この度は大変申し訳ございませんでした」と深々と頭を下げる映像でした。
このとき、初めて顔と名前が一致し、彼を認識しました。
それと同時に腑に落ちないような違和感と、なぜこのようなことが起こってしまったのかという言葉にはならない何かが私を掻き立て、彼のこれまでの時間を遡っていくことになりました。
ここでは、敢えて名前は出さないでおこうと思います。
私はオーディションのことを知っていますが観てはいませんし、彼のファンでも何でもないことだけ先にお伝えしておきます。
天性のアイドルを紐解く
あの優しさは、嘘か真実か
逮捕された理由は、女性を殴ったということでした。
女性のファンが多いアイドルにとってあってはならないことだと、彼への誹謗中傷をする声が多く見受けられました。
彼のことを何も知らない私は、「そうなんだ」という感じで流れてくるSNSを見ていました。
だけど、日が経つにつれて「彼がそんなことをするはずがない」「彼は優しい」などと、ファンの方からの擁護する声を多く目にするようになりました。
この「優しい」ということが、私の違和感の一つにも繋がっていたことに気がつきました。
言葉にするなら、彼のことを全く知らないけれど、人を殴るような感じには思えなかったという違和感です。
私自身も彼のこれまでの時間を遡っていくうちに、メンバーや周りの方々、ファンの方に愛されていたこと。彼自身もそれと同じくらい愛していたという、彼の優しさを画面越しに感じていました。
そんな彼がどうして人を殴ってしまったのか。努力をして掴んだ夢と大好きな人たちを自ら手放してしまったこと、理解に苦しまれた方も多いのかなと思います。
この複雑に絡まる気持ちを抱えながら、真実は分からないまま、何も知れないまま時間だけが過ぎていくのだろうか…
先にある光求め
あの出来事から1カ月ほどが経った頃、「不起訴」という知らせが飛び込んできて、再び様々な声を目にしました。
深い悲しみや絶望感はあるものの、「不起訴」という事実に救われ、これでようやく肩の荷が降りたような安心感に包まれた方も多いように感じました。
苦しみや悲しみ、そして救い。
これまでここに書いたことは、いろんな方々の気持ちを代弁しているようで、いつしか同じように感じていた私自身の気持ちでもあります。
1カ月という時間の中で、さまざまな感情が揺れ動きました。彼を通してこの世の中のことを考える時間は、私にとって必要なものだったと思っています。
それから少し経ったある日、私の目の前に「魔がさす」という言葉が入ってきました。
「魔がさす」とは
自分が低いエネルギー状態にあったとき、思いがけない病気を発症したり、社会生活で失敗したり、トラブルに巻き込まれたり、突拍子もない行動に出て人に迷惑をかけたりすることもある。
極端なケースでは、日ごろ穏やかな性格の人が突然に豹変して、事件を起こしてしまうこともありうる。
男女の関係なら、相手に同情してしまうなど一方的に愛情を向けたことで、自分に隙間ができ「魔がさす」ということが起こってしまう。
これらが「魔がさす」ということです。
真実は分かりません。
ただ、この「魔がさす」ということに妙に納得し、自分だけの答えに辿り着いたような気がしました。
「魔がさす」ということは、生きていく上で誰にでも起こり得ることなのだと感じています。
今までのは何だったのか
それまでの彼は、嘘でも何でもなかった。
ファンの方々は彼のことをちゃんと分かっていて、彼の優しさは真実なのだと私も思います。
「木を見て森を見ず」という言葉があります。
起こった出来事や一部分だけを切り取って、こうだと決めつけてしまう方が簡単で楽なのかもしれません。
相手の心の内を知らないまま、私たちは相手を批判しがちです。だけど、批判できるほどに人を理解していると言えるのでしょうか?
人を裁くということは、自分も裁かれるということです。
人は、自分の人生しか生きられない。
ほかの誰かの人生を生きることはできない。
だからこそ、どんなときも優しい眼差しを向けられる人でありたいなと思います。
最後に
それでも何かを信じた
オーディションで使用された曲でもあり、2020年に発売された5人グループの曲を知りました。
こちらも全然知らなかったのですが、力強さと優しさも感じる素敵な曲で、私の好きな一曲になりました。
感じているんだろう? 感じてなきゃダメ
痛みに気づかないふりをするな止まらないで 止まらないでよ 僕らはまだ始まったばかりさ
途切れないで 途切れないでよ このまま夜が明けてゆくまで
太陽はきっと きっと この闇を 照らすはずさ〈歌詞の一部〉
SNSに流れてくる、彼への想いの数々。これほどまでに声を上げる方の多さにも驚きつつ、本当に愛されているなと感じています。
彼の駆け抜けてきた日々と、彼が確かにそこにいたということは消えない。
たくさんの方の傷ついた心は、いつか癒え、明るい未来が待っていると信じています。
そして、彼や周りの方々が穏やかに、愛に溢れた世界を生きていけることを祈っています。
星に願いを込めて💫
reika

