Dear わたし。こんにちは🩰
日々の小さな積み重ねが 〝 わたし 〟 をつくる。
習慣を変えるとたどり着く先が変わります。
最近読んだ本、井上新八さんの『続ける思考』がとてもよかったので、特に心に残ったことをシェアしたいと思います。
本の紹介
習慣家
著者の井上新八さんは、自身の肩書をブックデザイナー兼、習慣家としている。本っっ当にその名の通り、たくさんのことを習慣化してきて、今も毎日こつこついろんなことを継続している 〝 続ける 〟 のプロだと思いました。
この本では、続ける方法をいろんな角度から提案してくださっています。
しかも、ただのハウツー本ではなく、著者さんの気付きや哲学が詰まっているから、楽しくてあっという間にスルスル読めたしとても勉強になりました。
この本の好きなところ
習慣化するための具体的な方法は、「小さく続けること」「毎日必ずやる!例外を作らないこと」「記録すること」などなど、詳しくはぜひ本書でお楽しみください。
ここでは、私が特にいいなと思った著者さんの気付きをいくつかご紹介させていただきます。
わくわくを仕込む
明日達成したい「小さなゴール」を書き残すこと。
つまり「わくわくする小さな冒険を翌日に仕込む」だけで毎日が楽しくなるのだ。
『続ける思考』より
わくわくを仕込むって素敵な表現だなあ🤍
毎日を楽しむための小さなゴールを自分のために作って、ひとつひとつ楽しみなから達成していけたらいいな。
好きなものを好きでいるための努力
好きだったのにやらなくなってしまったことや、やりたいと思ってるのに全然やらないまま時間が経ってしまったことってありませんか?
好きなことだからこそきちんと向き合おうと思うから、ハードルが上がってしまって手がつけられず、いつの間にか距離ができてしまうのだと著者さんは分析していて、なるほど!その通り。
好きなことがあるのに、やらない人生は悲しい。
ゼロよりイチ。小さく続けて好きを取り戻そうと書かれていて、私も蓋をしている「好き」がたくさんあったなぁと思い出すことができました。
楽と楽しいは別物
私は料理が好きじゃなくて、毎日めんどくさいなと思いながら作っているのですが(笑)、この本の中に私が料理を好きじゃない理由が見つかりました。
それは、いつもレシピを見て、レシピに忠実に作っていたからです。
レシピをきちんと見ないで適当に作ることが、楽しく料理するコツなのだそう。そういうことか〜!!
料理でも仕事でもどんなことでも、自分の頭で考えてやるとおもしろくできるから、楽しみたいのなら自分で考えてやってみる。
誰かがつくった「効率のいいやり方」をマネするだけじゃ、ラクにはなるけど楽しくはならない。
『続ける思考』より
時間をかけるということ
時間をかけると好きになる
著者さんは、元々好きじゃなかったことも、習慣にすると毎日向き合い続けるから好きになってしまったそう。好きが増えるっていいな🤍
そして、「時間をかけると好きになる」ということを見つけられたから、続けることが好きになったのだそうです。
生きやすさは「好き」の先にある
AIの進化でこれからもっとなんでもすぐに答えが出てしまう時代になると思う。
「時間をかける」ということが難しいものになっていくかもしれない。
「好き」なことをするためにつくった時間で、人はまた「好き」でもないことをひたすらして時間を消費していく。
果たしてそれは生きやすい世界なんだろうか。
生きやすさって「便利さ」よりも「好き」の先にあるとわたしは思う。
「好き」を失うと人生はすごく生きづらいものになる。
『続ける思考』より
時間は大切だとわかっていながらも、スマホを眺めてどうでもいいことに時間を使ってしまう矛盾。
大切じゃないことばかりに時間を使っているのは、自分を大切にできていないということ。
どうでもいいことで時間を 〝 潰す 〟 のはもう辞めよう。
まずは適当に続けてみよう
本書で繰り返し伝えてくれるメッセージは、適当に始めること。自分なりにやってみること。
すぐに答えを求めてしまう時代。
待てない現代人に、時間をかけることの素晴らしさを教えてくれる本でした。
。◯
自分で決めたことに時間をかける。
「これが何になるのか」なんてすぐに答えを求めないこと。
時間をかけることを楽しむ豊かさ。
小さく続けて「好き」を育てる毎日は、心がとてもうれしそう。
aina